ジャンカルロ・フィジケラvsジェンソン・バトン 2007年のF1アメリカGP。今でも忘れられない、ドライビングスタイルは違えど、それぞれが最高のテクニックを持った「かつてのチームメイト同士」が見せた、まるまる1周にわたるハイレベルな戦い!
F1のジャンカルロ・フィジケラ選手(RENAULT)とジェンソン・バトン選手(HONDA)。
この2選手、知ってる方も多いと思いますが、
現在アメリカのインディ500で活躍されている佐藤琢磨選手とチームメイトだったんですね。
因みにフィジケラ選手は
佐藤琢磨選手のF1デビューイヤー(2002年・ジョーダンHONDA)のチームメイト、
バトン選手は、2004年・2005年、BAR/HONDA でのチームメイトです。
また、フィジケラ選手とバトン選手も、
2001年に、ベネトン・ルノーでチームメイト同士でした。
今回、ジャンカルロ・フィジケラ選手とジェンソン・バトン選手についての記事となりますが、
この2選手、ドライビングスタイルは全く異なりますが、とにかく技術が凄い!
フィジケラ選手は、縁石をうまく使って際どく攻め、
市街地コースでも壁やガードレールスレスレを楽しそうに走り抜けていくタイプ、
バトン選手は、縁石はそんなに使わずに、どちらかというと大人しい走り、
サーキットでも市街地コースでもなめらかな走りをするタイプという感じを受けています。
(*Uran*はフィジケラ選手の大ファンですが、この件は後日にしますね。)
そんな2人がサーキット1周、まるまるバトルをしている映像がありました。
*フィジケラ選手のオンボードカメラから。
手前を走っているマシンがバトン選手です。
何が凄いかって、これだけ激しくバトルをやっているのに、
お互いの逃げ道をふさがないクリーンなバトルをやっていること。
必ず、マシン1台分スペースを空けて、相手をコース外に押出さない配慮をしながら戦っているんですね。
2選手ともにすでにF1を引退されておりますが、今でも*Uran*の心に残っているバトルでございます。
起きててよかった!!2選手ともホントに天才だな・・・
と当時は深夜の3時にもかかわらず、心から思いました。