フィギュアスケート・安藤美姫選手。いろいろ名プログラムありましたが、歴代のSPではこれが好きでした。安藤美姫選手のカッコよさを一番引き出していたプログラムだと思います。おまけ:2008年GPファイナルのフリー・4回転サルコウの映像(回転不足は取られましたが、回りきっているように見えます!)と、安藤美姫のジャンプコレクションです。
女性史上初の公式戦4回転ジャンパーで有名になった安藤美姫選手。
また、一時は調子を落としたものの、ニコライ・モロゾフコーチになってからの復活は凄かったですね。
実は、エッジ系ジャンプのエッジ使いと踏み切り方、また、トウ・ジャンプの踏切りの正確さなどは、女子選手で彼女以上の選手は当時いないかったとか。
アクセルジャンプ以外の5種類すべての3回転ジャンプで、全くエラーのない踏切りが出来ていた唯一の女子選手。
現在は、そういった意味で一番近い女子選手は、個人的に、いろいろな意味でロシアの エリザベータ・トゥクタミシェワ(Elizaveta Tuktamysheva)選手(リーザ様)でしょうか。
安藤美姫選手に関しては、個人的に、もっとそういったジャンプ技術の正確さも、ジャッジに評価してほしかった、ちょっともったいない選手の一人でもあったかと存じます。
安藤美姫選手のプログラムは、
女性らしいようで時折、
男子選手のような迫力を感じさせるところだと思っています。
この年2010年の初期のころのショートプログラム、
「ブロークン・ソロー/エジプティアン・イン・ザ・ナイト」
は、途中でジャッジ受けが良くなかったのか変更になってしまいましたが
個人的には、安藤選手のカッコよさが一番表現できていたのでは?と思っています。
ぜひ、1年通して滑り込んだ完成形を視たかった作品ですね。
動画はコチラ
あと、安藤美姫と言えば、女子史上初の4回転ジャンプですね。
シニアでも、スコアシートに回転不足は取られたものの、一度フリーで降りている動画がありましたので、おまけで掲載しておきます。
最後に、安藤美姫・ジャンプコレクションです。(15分くらいありますので、お急ぎの方は後日ゆっくりどうぞ。)
本当に、エッジ使いの正確なお手本ジャンプですね・・・
産後1年未満で全日本でSPであれだけできた安藤選手ですから、出産がもう1年早ければ、もしかするとソチでも安藤選手を見られたかもしれませんね。
*通常、産後1年くらいは腰が痛くて体調も安定しない人がほとんどだと思います。