シフォンケーキ・ベイクドケーキ。焼き方2種類で検証してみましょう。どっちがよく膨らむか、オーブンと炊飯器で型を使った蒸し焼き方法、同時に試してみたいと思います。おそらくオーブンは問題ないと思いますが、要は炊飯器でどこまで出来るかですね。今回、15cmシフォンケーキ型2個分の生地を一気に作り、確認します。
こんばんは。*Uran*です。
お正月も過ぎましたね。お仕事がまっておられる方も多いと存じます
相変わらず、*Uran*は骨折が完治せず、大分マシになりましたが、いまだにペンギン歩きをしております。
これから雪が降る地域も多いと思いますので、このページをご訪問いただいたあなた様、雪道を通るときなど気を付けて下さいね。
寒いと余計に痛いですから・・・^^;
さて、本日ですが、以前ここのページでもご紹介した、ベイクドケーキ・シフォンケーキの件になります。
以前は炊飯器の内窯で炊飯機能で焼きました。
焼き立てはふっくらと大成功!という感じでしたが、写真撮る前に思いっきりしぼんでいき、味はシフォンケーキだけど、かなりしぼんだ状態になってしまいました、
家で召し上がる分、また、特に味さえ良ければ気にしないという方でしたら問題ないのですが、*Uran*はどうしてもふっくらしたシフォンケーキを炊飯器で焼きたい!と思い、他のスフレケーキなどにて、炊飯器でケーキ型を使って炊飯器で蒸し焼きにする方法を試してみました。
意外とうまくいったようなので、今回、いよいよシフォンケーキでオーブンを使った場合と、炊飯器で型を使って蒸し焼きをする方法で、どう違うのか比べてみようと思います!
以前、チャレンジした、ベイクドケーキ・シフォンケーキを炊飯器で焼いたレシピは下記のリンクになります。
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炊飯器でケーキ型を使って蒸し焼きしたケーキ2種類のレシピは下記のリンクです。
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では、とにかく始めていきますね。
<材料>15cmシフォンケーキ・ベイクドケーキ型・2個分(検証のため、少な目で15cm型2個分です)
(17cm・20cmなら1個分になるかもという量ですね。)
・卵:5個
・砂糖:75~100g(お好みで)
・牛乳:40㏄ (水の場合は35㏄)
・食用油:35㏄(ココナッツオイル:28g・サラダオイル:32gが目安です)
・薄力粉:100g
・塩:少々
・バニラエッセンス:少々(あればでいいですよ。)
(ベーキングパウダーを入れる場合:小さじ1)
いつものことですが・・・2つに分けてます。
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・卵黄:5個分
・砂糖:15g
・牛乳:40㏄ (水の場合は35㏄)
・食用油:35㏄(ココナッツオイル:28g・サラダオイル:32gが目安です)
・薄力粉:100g
(もし、ベーキングパウダーを入れられる場合、こちら側になります。小麦粉100g当たり子さじ1です。)
*今回は検証のため、ベーキングパウダーは使用しません。
・卵白:5個分
・砂糖:60g
・塩:少々(卵白を泡立てやすくすること、欠点の塩味が残るという点を生かして、味にメリハリをつける為)
こんな感じです。
今回は、条件を同じにするために、ダイソーの15cmのシフォンケーキ型(紙)を使いますね。
また、15cmシフォンケーキ2個分の生地を一緒に作る場合、このような利点があります。
・プレゼント用の場合、1つを自宅で味見をしてから相手に渡せる。
・チョコチップやドライフルーツなどを入れて、2種類同時に作ることが出来る。
・15cm型なら、2つともオーブンで焼く場合、同じ段で2つ焼ける(途中でそれぞれ場所を移動させた方が良いですが)
などになります。
また、15cm型1つ分でいいという場合、下記の分量でよろしいかと存じます。
・卵:3個
・砂糖:45~60g
・水:21㏄(牛乳ですと、24㏄)
・食用油:21㏄(サラダ油:24g・ココナッツオイル:26gくらいです)
・薄力粉:60g
(バニラエッセンス・塩は少々、ベーキングパウダーは子さじ3/5になります)
*2個分同時に生地を作る場合は、15cm型ならば、材料を上記のそれぞれ2倍にしてくださいね。
ボリュームが欲しい場合は、上にもりますが、下記のリンクの材料でよろしいかと存じます。
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シフォンケーキに関しては、型に生地がくっついて焼けることでしぼみを防ぐので、型に食用油を塗る必要はありません。
では、生地から作っていきますが、ここでいつもの注意となります。
さて、ここで大事なお知らせです!
ここからは、時間との勝負になります。
もし、お手洗いなど、急な用事がありそうな場合、この段階より前に済ませておいてくださいね。
まず、オーブンを180℃で予熱します。(途中でもいいのですが忘れるので・・・)
卵黄5個のボウルに、砂糖と食用油(ココナッツオイルなら液状にして)、水を加え、しっかりと混ぜます。
しっかり混ぜたら、先にメレンゲの準備をしますので、このまま置きますが、今回は卵白が多い為、*Uran*は手動泡立てですので時間がかかるためです。もし、ハンドミキサーなどでしたら、先に小麦粉をふるいにかけて入れてからさっくり混ぜて、メレンゲを作っても大丈夫ですよ。
メレンゲの準備をします。
冷蔵庫から卵白を出し、
そのまましばらく泡立てます。
このくらい泡立ったら、砂糖を1/3、塩を少々入れます。
しっかり泡立て、下記の画像くらいになったら、次の1/3の砂糖を入れます。
さらにしっかり泡立てます。
メレンゲ泡立て完了直前です。
ここで、先に、卵黄のボウルに小麦粉をふるいながら入れて、しっかり混ぜておきます。
↓
小麦粉をふるい入れます。
ではメレンゲの泡立ての仕上げです。気合を入れて泡立てましょう!
卵黄の生地にメレンゲを1/3入れて、さっくりムラなく混ぜます。
混ざったら、次の1/3を入れ、さっくりと混ぜます。
最後は、メレンゲを泡立てたほうのボウル(通常メレンゲを立てる方のボウルが大きいと思いますので)へ、混ざった卵黄の生地を入れて、ムラなくさっくりと混ぜます。バニラエッセンスを入れる場合はここで入れます。
では、2つに分けて焼いていきましょう。
15cmの型に同一分量の生地を入れます。
ではそれぞれ行ってらっしゃい!
炊飯器は、この方法で。
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一方、オーブンはこのような感じで。
170℃で30分焼きます。
170℃で30分後・・・
コップなどを逆さまにして置き、シフォンケーキを逆さまにして冷まします。
さて、炊飯器の方も焼けたようです!
何か、膨らんでいない蒸しパンみたいになってる・・・
とりあえずひっくり返そうとしましたが、型の紙がふやけていてコップの上に逆さまにならなかったので、そのまま逆さまで冷ますことにします・・・
まぁ、冷静に考えれば、紙の型で蒸し焼きにすればこうなりますわな・・・^^
炊飯器の方だけアルミの型にしても良かったのですが。
まぁ、シフォンケーキはオーブンで焼きましょう!という事ですね。
では型から外してみます。
とりあえず、切って断面も見てみましょう。
ちなみに、いきなり団子は熊本名産、こちらです。↓
ま、とりあえず、検証はできたという事で、オーブンなら問題なくシフォンケーキは出来るという事ですね。
この後、左側のオーブンで焼いた方のシフォンケーキを食べてみました。もちろんおいしかったです。
しかし、驚いたことに、右側の炊飯器で焼いた方なんですが・・・意外とおいしかった・・・というより、結構好きかも?という感じでした。
やっぱり、炊飯器でスフレケーキなどは作れるため、味自体が落ちることはないようですね。ふわふわ感がなかっただけで味はシフォンケーキでした。
スフレケーキなどは、アルミ型を使っていることもあるかもしれませんし、そもそもスフレケーキ自体が蒸し焼きで作った方が良いものという事もあるのかもしれませんね。
炊飯器で焼く場合、あまり膨らむことを期待しないで焼くケーキ(例:ガトーショコラなど)が向いているのかもしれません。
今日は、ちょっとびっくりしすぎてボーゼンとしたこともありましたが、これでレシピを作る場合に、焼き方の方針が定まったので良しとします。
本日は、思いっきりオチのついた検証にお付き合いいただき、ありがとうございました。
オーブンで焼いた方のシフォンケーキは、間違いないものが出来ましたので、大丈夫ですよ。
では今日はメレンゲ立てに疲れたのと、あまりにもびっくりしたので、この辺で失礼いたします。
(*Uran*は、ハンドミキサーの音で耳が痛くなるので使えないんです。なのでいつも手動です。)
本日もご訪問いただき、ありがとうございます。
コロナ、増えてますね。予防、気を付けましょうね。