”ベイクドケーキ”も炊飯器で手軽に作れます!失敗なく簡単にケーキ生地を作る方法で、ベイクドケーキ、作ってみますね。生地のレシピはシフォンケーキと同じですから、アレンジの方法もたくさん(^^)この生地作りの方法を一つ覚えておけばOKです!クリスマスケーキや、誕生日ケーキなどの土台の”スポンジケーキ”の代わりにもなりますよ。(オーブンで焼けば、型次第でふわふわ”シフォンケーキ”や”ベイクドケーキ”になります。)
こんにちは。最近アップしている記事で、*Uran*骨折中、ペンギン歩きの内容の記載をよく見るかと思います。
実は、もう3週間近く前の話になりますが、*Uran*はコケて捻挫をしたと思っていたのですが、あまりにも痛みが引かないので痛みに負けて、コケた10日後ついに病院に行ったら・・・3か所、折れていました。
通常、大人の場合、状況的には粉砕骨折や手術が必要になってもおかしくない状態だったにもかかわらず、*Uran*は、折れてはいるものの、体質的に骨が柔軟なようで(子供の骨に近い状態らしいです)、折れても骨が全くずれずに、きれいに3か所亀裂か入っているだけで、(病院の先生は驚いていましたが)ギプスは入れず湿布だけで治療可能ということです。
皆様も、ないに越したことはありませんが、もし転んだりしてあまりに痛みが引かない場合、ただの捻挫と思いこまず、病院へ行ってくださいね。
では本日は、簡単な手抜きベイクドケーキを作っていきますね。
このベイクドケーキですが、ベイクドケーキとしてだけでなく、クリスマスケーキや誕生日ケーキのスポンジなどにも使っていただけるかと存じます。
5合炊きの炊飯器使用します。(3合炊きの炊飯器の方は材料半分でお願いいたしますね。)
また、*Uran*の家の炊飯器は10年以上使っているスタンダードな炊飯器です。
多機能炊飯器をお使いの場合など、炊飯器の種類によって焼きあがる時間が変わってまいります。竹串などをさしてチェックし、焼けていなければもう一度炊飯ボタンを押すなりして再度焼いてくださいね。
<参考資料> 時々、食用油などで、㏄で表示をされているレシピがあると思います。換算法は下記の通りです。
食用油の㏄→g換算目安
サラダオイル・バター・オリーブオイル・ごま油:1㏄/0.9g
ココナッツオイル:1cc/0.8g
牛乳:1㏄/1.03㏄
水を牛乳と置き換えるときは、「無脂乳固形分」「乳脂肪分」の割合を足して、100から引きます。これで100のうち水分がどのくらいあるかが算出できます。例として、「無視固形分:8%・乳脂肪分:4%」の牛乳の場合、12%固形分なので、実際の水分量は88%となります。この場合、水の量を“牛乳の水分”で割ると、必要な牛乳の量が分かりますね。上記の牛乳の場合、150㏄の水と置き換えるには、150÷0.88=170.45となりますので、170.45㏄の水が必要となります。
【材料 】5合炊き炊飯器使用
卵:4個(卵白と黄身に分ける)
砂糖:60~100g お好みで(今回は家にある三温糖・合計60gを使いますね)
小麦粉 (薄力粉):80g
サラダ油:27㏄(24g)
牛乳:30㏄
*アレンジされる場合:紅茶・抹茶・ココアなど。プレーンの場合は、バニラエッセンス(バニラエッセンスはなくても問題ないですよ)*
*砂糖と甘さの目安:60~80g甘さ控えめ・80~90g普通・90~100gやや甘め*
下のように分けておいてください。
↓
=卵黄と混ぜる材料=
卵4個分の黄身
砂糖:20g(カロリーの気になる方は、10gまでは減らしても問題ないかと思います。今回は、10gで作っていきますね。)
牛乳(豆乳でもOK):30㏄
サラダオイル:27㏄
小麦粉(薄力粉):80g(上記の材料を入れて混ぜた後、一番最後に入れてくださいね。)
*アレンジの材料(ココア・抹茶・紅茶・バニラエッセンスなど)はこっちです。
=卵白と混ぜる材料=
卵4個分の白身(黄身と分けたらメレンゲにする前まで冷蔵庫で冷やしておいてください)
砂糖:50g (メレンゲをしっかり泡立てるために必要です。)
<作り方> いたってシンプルですよ!
まず、炊飯器の内窯に食用油を塗っておいてください。(この食用油は材料の分量には入っておりません)
↓
さて、ここで1つ注意があります。
スフレケーキ・シフォンケーキ・ベイクドケーキ類の膨らませる必要のあるケーキは、どうしてもメレンゲが必要となってきます。
そのため、時間との闘いとなりますので、急ぎの用事やお手洗いなどは先に済ませておいてくださいね。(炊飯器に入れて炊飯を開始するまでが勝負になります!)
では始めますね。
まず、黄身と混ぜる材料で小麦粉以外をすべてボールに入れ、3-5分しっかり混ぜます。
その後、小麦粉をふるいにかけながら混ぜ込んでいきます。
では、卵黄の方はいったん置いといて、卵白を最終一歩前まで先に泡立てましょう。
次に、白身と混ぜる材料でメレンゲを作ります。
砂糖を2-3回に分けて混ぜながら、しっかり角が立つまで泡立てましょうね。
(砂糖は目分量で1/3ずつ分けたのを入れていったので大丈夫ですよ)
<仕上がったメレンゲ>と<卵黄の方の生地>を混ぜていきましょう。
ガトーショコラのメレンゲみたいに、無糖で泡立てているわけではないので、今回は少し楽でした。それでも疲れますが・・・しっかり固めに泡立てるのがコツです。
食用オイルを塗っておいた内窯に入れて、通常炊飯します。
↓
1回炊飯して、串などで仲間で焼けているか様子をみて、生地がついてくるようならばもう一度炊飯をします。
焼きあがったら、火傷をしないように、大きめの皿を内窯にかぶせてひっくり返してください。(内窯からケーキがお皿に落ちたことが確認できない場合は、一度元に戻して、内窯の内部をくるっと竹串などでケーキの生地をはがしてみてください。)
お皿にケーキが落ちた頃が確認出来たら、冷めるまでそのまましばらく放置します。(これで、水分が飛んでしぼんでしまうのを少しですが阻止できます)
かぶさっている内窯を外すと、ベイクドケーキがお皿の上に乗っかっております。
通常のベイクドケーキとしては、これで完成になります。
もし、抹茶・紅茶・ココア・コーヒーなどのベイクドケーキを作られる際は、=黄身と混ぜる材料=で小麦粉を入れて混ぜるときに一緒に入れていただければ大丈夫ですよ。
上記のように、炊飯器を使いますとどうしてもしぼんでしまうことが多いです。
内窯に食用油鵜を塗ることによって、どうしてもふくらみを維持できず、ずるするとしぼんでしまうようですね。
テフロンなどのケーキ型でも同様のことが起こり得ます。
(味はしっかりベイクドケーキですが)
また、この生地の作り方について、お気づきの方もおられると存じますが、シフォンケーキの生地の作り方と同じです。
どうしてもしぼむのを極力防ぎたいという方は、下記のようにしてオーブンで焼いてください。
<シフォンケーキ>(17cmシフォン型)
シフォンケーキの型に入れて、オーブンで予熱180℃くらいで、実際に焼くときは170℃で40分前後焼いていただくと、シフォンケーキになります。
<スポンジケーキ>(5号サイズ:直径15cm)もしくは、(6号サイズ:直径18cm)
スポンジケーキの丸い型に入れて、こちらも同様に、余熱180℃で、実際に焼かれるときは170℃で焼く40分を目安にしてくださいね。
*いずれもオーブンは機種などによっても焼き加減が変わりますので、焼き具合に注意しながら様子を見つつ焼き上げるようにお願いいたします。
クリスマスケーキ・誕生日ケーキのスポンジケーキとして使われる場合、形を整える為、上部の丸い部分をカットする、もしくは、丸い部分をケーキのクリームを挟む様に内側にするかなどしてクリームを塗って外見を整える、あるいははその形を生かしてクリークやフルーツなどで飾りつけをするなどで工夫して下さいね。(必ず、ベイクドケーキがしっかり冷めてからにしてください。クリームが溶けて大変なことになります^^;)
家で楽しむにはいいですが、やっぱり他の人へ差し入れなどで持っていく場合は、オーブンを使ったほうがよさそうですね。ただ、味はシフォンケーキそのものですので、オーブンで様子を見ながら焼くもよし、炊飯器にお任せするにもOKだと思います。あなた様のその時その時の事情で、炊飯器かオーブンを使い分けてくださいね。
では、本日も寒いですが、年末も近づいてきましたので、風邪などひかぬようご自愛くださいませ。
本日はこれで失礼いたします。