【深夜から未明の為替大変動!】11/26に、新型コロナウイルス変異株が確認!世界経済の先行き不透明感が広がりからの有事の円買いか、ドル円相場が大幅続落でクローズ。他通貨にも影響必至かもしれません。週明けにどうなるか・・・これからどこに注意するか。(出来ない予想はしません。ただ、週明け、FX参戦される方々へ、考えの参考になれば嬉しいです。)

最終更新日

おはようございます。と言いたかったのですが、記事を書いているうちにお昼を過ぎてしまいました。

改めて・・・こんにちは。

*Uran*は、先日思いっきり転んでしまい、派手に捻挫をしてしまいまして^^;

現在、足が内出血+腫れており、家の中でもヨチヨチと歩いている為、息子から「ペンギン」と呼ばれております。

皆様も、道を歩いていても何があるか分かりませんので、気を付けてお過ごしくださいね。

今日はこれです!

さて、11月26日昨夜から11月27日未明にかけて、ドル円で2円近い大暴落が行きました。

おかげで、FXでポジションをお持ちだったトレーダー様は、朝起きたすぐにビックリ‼の状態になられている方もいらっしゃるかもしれません・・・

しかし、変動してしまったものは今考えてもどうしようもありませんので、これから出来ることをやりましょうね。


【窓が開く可能性は?】

まず、FXにおける、「窓が開く」とはどういう現象かを簡単に説明しますね、

まず ↓ のチャートをご覧ください。

MT4のチャートで、いい例がありました。
(ポンド円のチャートです)
ローソク足の重なっていない部分がありますね。

ローソク足が重なっていない部分があります。通常、FXは24時間取引ですので、(1分チャートでも5分チャートでもなんでも)次の時間軸に移動する際は、必ず1点でも重なる部分があるはずです。

しかし、上のチャートでは重なっていない部分があります。

これについては、考えられることが2つほどあります。

1つ目は、取引時間中に、大きなニュース、要人発言、経済指標発表があり、その内容が市場に大きなインパクトを与えた時です。サーキットブレーカー発動時などに多く発生しますね。

2015年のスイスショックの時も、この現象が起こっています。

スイスショックについては、下記リンク先で説明をしておりますので、興味がございましたらご参照くださいませ。

FXをやってみたい!ちょっと待ってください。まず、基本知識とリスクを知ってからでも遅くないですよ。まずは、2015年のスイス・ショックの衝撃的な動画からその背景とリスク関連の説明をさせていただきます。初参入をされる方は、動画を見てからFXに参戦されるかどうかを決めてくださいね。(まずは、「FXについて・その1」になります。)

2つ目はよくあることですが、金曜日の取引クローズ時と月曜日の取引スタート時にローソク足が重なっていないことです。

これについては、中東市場の影響があります。

中東のバーレーン市場ですが、金曜日が休日で土日は平日となります。

その為、わずかではありますが、通常どおり取引されている為、金曜日のクローズ近くに大きなニュースがあった場合、もしくは土日ですね、最近ならば、日本の衆議院選挙などが日曜日にあった事ですが、通常多くは、要人の会談や何らかの事件・事故・天災が金曜日の市場のクローズから土・日曜日のバーレーン市場クローズの間にかけてあった時、バーレーン市場の動向で時に大きくローソク足の重ならない部分が出来てしまう、つまり窓が開くという事になります。

また、本当にごく一部ですが、大口注文に限り土日に注文を受けるFX会社もあります。

つまり、土日もわずかながら市場が動いているわけです。

上記2つの理由により、窓が開く という現象が発生します。

なので、話を一番初めに戻しますと、今回の変動の理由は、コロナウイルスの新しい変異種確認のニュースによるもの可能性が高い為、窓が開く可能性は十分にあるという事になります。

では、次の件に行きましょうか。

さて、窓が開くという前提で考えていくとします。

土日もトレードが出来る方でしたら問題ありませんが、おそらくここに来られている方々は土日はFXのトレードが出来ず、待つしかない状況であると存じます。

出来ることと言えば、窓閉めのトレード(するかしないかも含めて)の準備ですね。

その前に窓閉めのトレードって何?という方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単に説明しますね。


【窓閉めのトレードとは?】

まず、窓が発生している状況と言いますと、必ず、含み益があるトレーダー・含み損があるトレーダー・これからの窓の動きを狙って参戦しようとしているトレーダー の3者がいることになります。

含み益があるトレーダー、特に個人のトレーダー は、土日にずっとポジションを持ち越していたことのストレスもあるでしょうから、心理上、利益確定(利確)をしようとする方がほとんどであると存じます。

また、含み損を抱えてしまっていたトレーダーの中には、市場が開いたと同時にロスカット・ゼロカットとなってしまう方もいますし、ロスカット・ゼロカットを免れたトレーダーも場合によっては(予定されている経済指標などを見て明らかに損が膨らみそうな場合など)損切りをします。

上記より、含み益・含み損を抱えたトレーダーにより、市場が開いたばかりの時間は、窓が開いた方向とは逆の値動きをするようになります。

また、その動きを利用して利益を得ようとするのが、 これからの窓の動きを狙って参戦しようとしているトレーダー  となります。もちろんそういうトレーダーが窓が広がるような方向のトレードはしませんので、これも必然的に窓が閉まる、つまり、元の値の方向へ向かうように市場が動くようになります。

上記のことを踏まえたうえで【窓閉めトレード】の方法を説明させていただきます。

含み損を持っていて、ロスカット・ゼロカットを免れた場合、この方法で損を少なくすることが可能な場合がございます。

また取引のお時間の目安ですが、日本市場の取引開始の9時がリミットと思っていただいてよろしいかと存じます。又、日本時間の9時前に開く市場、ニュージーランドやオーストラリアなどで、日本時間の9時までに大きな経済指標の発表がある場合は、窓閉めトレードより、経済指標発表の結果による動きを優先してください。

また注意点として、窓閉めの動きは大体80%くらいの確立で起こります。つまり残り20%は窓閉めが起こらない可能性があるという事です。

窓閉めが起こらなかった場合のことも視野に入れて、必ずトレード参加時には生活に響かない範囲の、許容できる損切りラインをご自身で設定しておかれるようにお願いいたします。

FXの手法に100%は存在しないという事を必ず頭に入れておいてからトレードに参加するようにしてくださいね。

<方法>

まず、ご自身が利用されているFX会社の取引開始時間を確認してください。

窓閉めトレードの一番の基本は、早起きにあります。早起きをしないと参加すらできません。

必ず早起きをして、取引開始時間には朝食をとってすっきりした頭でトレードへ挑むようにしてくださいね。

取引開始時間と同時に、先ず窓が開いているかどうかを確認してください。当たり前ですが、開いていない場合は【窓閉めトレード】はできません。

窓が開いていた場合、一時的に、窓が開いた方向にヒゲが発生(上昇・下降)することがあります。窓が開く方向へ変動する明確な理由(大きなニュースなど)がない場合は開いた方向への動きが止まるまで待ちます。(含み損のある方は、ロスカット・ゼロカットラインに気を付けて下さいね)

次に、窓が開いた方向と逆方向への値動きが始まることを待つようにしてください。窓が閉まる方向への動きが始まったと同時にトレードに参加します。

開いていた窓の大きさの半分程度で利益を確定します。(つまり窓が50%閉まった状態ですね)これ以上欲張りますと、もし、窓が完全に閉まると仮定してもまるまる1日かかることも多く、その間ずっとFXのチャートとにらめっこになります。

損切利を少しでも減らしたい場合もここで損切利する方がよい場合もあります。理由は利益確定と同じです。

また、上昇の気配・下降の気配が継続している場合は、50%程度窓が閉まったら再度開く方向へ動き出す傾向が強いです。

利益が出ていた場合、利確せずにいますと利益0どころか含み損を抱えてしまいますし、損切りを少しでも少なくしたい場合は目も当てられない状況になります。

さて、【窓閉めのトレード】の方法は以上となりますが、するかしないかも含めて、慎重にご検討していただくようお願いいたします。

あと、出来る準備としましては、週明けの経済指標のチェックとニュース(特に世界中の時事ニュース関連)を必ず確認しておくことでしょうか。

今回ですが、経済指標では、来週は 黒田東彦日銀総裁、発言・パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言・アメリカの雇用統計がありますので、このあたり注意が必要ですし、再来週からは各国中央銀行の政策金利などもありますから、ポジションを持った場合はチャートから目を離さないほうが良いかと存じます。

あと、必ず注意してほしいのが、スイス中銀の動きです。

日銀と違って、スイス中銀は、自国の通貨を守るためなら他国がなんと言おうと躊躇なく介入することもあります。

ブレキジット(英国のEU離脱国民投票)の時がそうでした。後になって、「介入しましたが、何か?」という態度でしたね。スイスショックの時の総裁:トマス・ジョルダン(トーマス・ジョーダン)が今も総裁を続けておりますので、気にしておいた方がよいかと存じます。

お疲れさまでした。
一休みしましょうね。

では、今回の円ドルの変動についてはここまでにします。

最後に、個人トレーダーは資金も本当に限られており、情報収集力も企業トレーダーに比べると雲泥の差です。

しかも、当たり前ですが、相手は日本人だけでなく世界中のトレーダー・しかも大手の企業トレーダー、ヘッジファンドなどになります。

資金力の豊富な企業トレーダーやヘッジファンドはわざと逆方向に揺さぶってから方向性を決めて大口のトレードをすることが可能です。

すなわち、わざと逆に揺さぶることで、非力な個人トレーダーをロスカットに追い込んでから市場にあふれた資金を回収する手口を使うんですね。

ブレキジットの時のチャートの動きを覚えていらっしゃる方も多いかと思いますが、全く同時に全通貨がいきなり急激な動きを見せたんですね。その時に刈られた(ロスカット・ゼロカットに追い込まれた)個人トレーダーはかなりの人数になるかと存じます。

ブレキジットに関しては、*Uran*も正直、国民投票で離脱になるとは思っていませんでした。英国がEUを離脱したら世界の経済にかかわるだろうから、瑛国が票を操作してでもEU離脱はないと思っていたんです。

ただ、その時なんとなく思いついたのは、スイス中銀。

自国の通貨を守るために他国が何を言おうと一切妥協しないスイス中銀。どちらに動いても必ずスイス中銀は自国の通貨を守るはず・・・

敵に回せば怖いスイス中銀ですが、スイス中銀は正直嫌いではないんですね。

ただ、スイス中銀の介入 と聞いただけで、大物のヘッジファンドが震え上がって2、3日はスイスフランに手を出さなくなる。といううわさも聞きますので、やはり怖い存在なのでしょうね。さすが永世中立国です・・・


関連記事として下記もありますので、ご参考いただけると幸いでございます。

FXの用語って分かり辛い!ショート・ロング?ロスカットとゼロカットってどう違うの?MT4?スプレッド?インターバンク?そもそも中央銀行って何?・・・など。なかなか聞きなれない言葉多いですね。(*Uran*は個人的にはFXは副業として100%のおススメはできません。向いている方・向いてない方がある業界だと思っています。)ただ、FXに興味を持たれた方、本気で勉強してやってみようという方のお役に少しでも立てたらと思い、今回は、分かる範囲で海外口座・国内口座の違いと、関連する用語の説明させていただきますね。(本日は、「FXについて・その2」になります。)



Uran.

サイトのブログ投稿をしております、Uran.です。 ここでは、HPからのお知らせ、及び、ブログライターとして、待合室・「ゆるりとブログ」で日常の生活や、日々思うこと、お菓子・料理から、F1・スポーツ関連、時には芸能・アニメ・時事にニュースや経済まで、ちょっと変わった話題まで取り上げております。 お気軽にお越し下さいね。 趣味は自然の中でボーとする、ネコと遊ぶなど、のんびりしたことが大好きです。 宜しくお願い致します。

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